国後島で停電 強風で老朽化した電柱がポッキリ

国後島の話題

国後島の一部地域(ユジノクリリスク=古釜布、オトラダ=近布内)で停電が発生している。度々発生する停電に住民は不満を募らせている。

「南クリルの観光」テレグラムは「自家発電機とポータブルガスコンロは島での生活に欠かせないもの。たくさん持っていてよかったです。しかし、冷蔵庫は危険な状態です。今日は電力を供給できない可能性が高いです。人々は怒り狂っています。主に古くて腐った送電線の支柱が折れたり倒れたりしたためですが、週末を電気のない状態で過ごした人々を慰めるものではありません」と書いている。(南クリルの観光テレグラム2025/9/14)

南クリル地区行政府の発表(テレグラム 2025/9/14)

住民の皆様へ!

強風が南クリル地区を通過し、突風の風速は35メートル/秒に達している。この強風により、複数の集落の送電線が損傷した。緊急チームは既に結成され、作業準備が整っている。機材と資材も現場に配備されている。しかし、このような突風の中で高所作業を行うと、作業員の生命が脅かされるため、現時点では被害の修復作業を開始することはできない。気象状況が改善し、風速が安全なレベルまで低下次第、直ちに修復作業を開始する。

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