北方四島のバス停、公園、広場など公共エリアでの喫煙に対し、地元住民であれば1,000ルーブルから5,000ルーブルの罰金が科せられることになった。これまで、サハリン州法では、違反した場合の具体的な行政罰は定められていなかった。サハリン州議会は「サハリン州法『サハリン州における行政違反に関する法律』の改正について」という法案を審議し、採択した。
州法が適用される公共の場での喫煙および水タバコの使用は、1,000ルーブルから3,000ルーブルの行政罰が科せられる。また違反が繰り返された場合、3,000ルーブルから5,000ルーブルの罰金が科せられる。
サハリン州では、様々な屋外公共イベントが開催される場所、公園や広場(指定区域を除く)、運動場、遊び場、公共交通機関の停留所、地下および地上の横断歩道での喫煙が禁止されている。
サハリン州議会によると、この文書の起草者は、提案された改正により、サハリン州住民の健康保護と健康的な環境に対する権利が強化されることを強調している。公共の場での喫煙に対する行政罰の導入は、受動喫煙による健康被害を軽減し、ニコチン含有製品の消費を減らすのに役立つ。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2025/10/1)