天気予報によると、択捉島では間もなく寒波が到来し、暖房の運転が必要となる見込み。暖房システムは、5日間の平均外気温が8℃を超えない場合に開始される。択捉島のコンスタンチン・イストミン市長は市営単一企業「ジルコムセルヴィス」に対し、ストーブ暖房付きの建物に住む住民への石炭供給を監視するよう指示した。
市営単一企業「ジルコムセルヴィス」は、ストーブ暖房付きの住宅所有者に石炭の販売を継続している。価格は昨年と同じで1トンあたり103ルーブル63コペイカ(約187円)。価格には車両への積み込み費用も含まれている。配達は自家用車でも可能だが、「ジルコムセルヴィス」の車両による配達は追加料金が必要。
地元住民のアナトリー・ミハイロヴィチさん宅では、注文した石炭の配達が行われた。彼は固形燃料の常連客で、3トンあれば、冬に必要な石炭は十分だという。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/10/6)
