国後島「海の怪物」謎は解明されていない 体長5~8m、巨大なヒレは1m

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国後島チャイカ岬(セセキ)付近で発見された死骸が何なのか、地元住民と科学者を困惑させている。RIAノーボスチ通信によると、この生物は体長5メートルから8メートルと推定された。

エファノフ教授は「この哺乳類は鯨目に属する」と示唆したが、「このサイズの鰭脚類は国後島周辺には生息していない」とも指摘した。しかし、この未知の動物がシャチである可能性も否定していない。

島を襲った激しい嵐によって、この動物の軟部組織が部分的に流され、巨大な骨格が露わになった。目撃者たちは特に、骨の長さが1メートルにも達するヒレに驚いた。地元のクマがなぜこの死骸を避け、興味を示さなかったのかも謎のままである。

クリル諸島の「怪物」の謎は未だ解明されておらず、科学者たちはその正体を特定できていない。(mir24.tv/news2025/9/27)

科学者は未知の種の可能性も否定していない

国後島チャイカ岬(セセキ)近くの海岸で発見された「海の怪物」–科学者や地元住民の間で議論が巻き起こっている。海洋学者でロシア地理学会会員のアナトリー・タヴリチェスキー氏によると「クジラの死骸かもしれないし、現代科学では全く未知の何かかもしれない」という。

クリル諸島最南端の国後島で、特徴的な「五本指」の形をした骨格片に似た異様な骨が発見された。目撃者によると、死骸は約2か月前から海岸に放置されていたという。砂の中から「現れた」ように見える骨格の断片を捉えた写真が特に注目を集めている。

アナトリー・タヴリチェスキー氏は、これがこれまで科学的に解明されていなかった深海生物の一種である可能性を否定していない。同氏は、この地域では以前にも同様の事例が発生していると指摘する。海はしばしば、謎に包まれた生物を海岸に打ち上げるからだ。

「クジラかもしれません。しかし、未だに調査されていない海の怪物である可能性もあります。この地域では以前にも同様の発見が記録されています」と海洋学者は説明した。

現在のところ、死骸の正確な身元確認は困難だ。科学者たちは、この謎の生物の正体を特定するために、さらなる調査と分析を待っている。(sterlegrad.ru 2025/9/28)

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