サハリン州では今年に入って764棟の集合住宅の地下室が補修されている。この工事の主な目的は、建物を湿気から守り、浸水に対処し、建物を長持ちさせることだ。国後島と色丹島でも地下室改修工事が行われている。南クリル地区のパベル・ゴミレフスキー市長によると、老朽化した公共設備の交換、信頼性の高い防水処理、建物の塗装と雨水排水路の修復など包括的なアプローチで工事を進めている。 ユジノクリリスク(古釜布)市街地ではミラ通りにある2棟の建物で大規模な改修工事が行われている。9A棟(床面積498.4平方メートル、壁面積118平方メートル)と11A棟(床面積530.9平方メートル、壁面積127.4平方メートル)で防水工事が施され、水道メーターが交換される。地下室の改修は、建物の寿命を延ばし、建物内の湿気を防ぐ最も簡単な手法だ。(kurilnews.ru 2025/10/13)
国後島・古釜布 集合住宅の寿命を延ばすため地下室の補修工事
