択捉島で行われている公共スペースの改良事業をチェック サハリン州政府

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サハリン州住宅公益事業省の専門家が択捉島で行われている公共スペースの大規模改修工事の進捗状況や工事の品質をチェックした。

視察団は最初にゴルノエ村を視察。これまでに、古い建物の解体工事、整地、新しい土の敷設、照明の設置を完了している。中庭には快適なコンクリート製の歩道、洗濯物干し場、ベンチ、ゴミ箱が設置された。また、障がい者のアクセスを容易にするため、障がい者用点字ブロックも施された。残るは建物のファサードの改修と道路の敷設だけだ。住宅・公共事業プログラム実施局のナタリア・ザコヴラッシュ副局長は「モニタリングプロセスにおいて、補修工事の品質に関する問題は確認されませんでした。住民の要望を考慮し、工事は高い水準で完了しました。請負業者は近い将来、残りの工事を完了させる必要があります」と述べた。

続いてルィバキ村(有萌)の公共エリアの改修を視察した。このエリアは、プーチン大統領が主導する国家プロジェクト「生活のためのインフラ」の一環である「快適な都市環境の創造」プロジェクトにおいて、全国投票で最優秀賞を受賞したプロジェクトが行われている。公共施設とバレーボールコートなどが整備され、すでに90%以上完成している。今後、レクリエーションエリアとバーベキューエリア、遊歩道、駐車場の整備が進められる。(sakh.online 2025/10/24)

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