択捉島で最大瞬間風速38メートル 今年の最高記録更新 

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択捉島上空で猛威を振るい続ける強風は10月28日朝に風速31メートルに達し、その後2時間後にピークを迎え、最大瞬間風速は38メートルを記録した。同島のクリル気象観測所所長のオルガ・ペトロヴナ・ロモワ氏は「これは今年の最高記録です」と語った。

この強風でクリル中等学校の旧校舎の中庭にあるボイラー室は深刻な被害を受けた。グラウンドでは舗装が剥がれ、キトヴィ(内岡)ではゴミ置き場が部分的に破壊された。

しかし、今回、大きな被害が出ていないのは注目すべき点だ。現在、おそらく最も大きな「被害」はギドロストロエフスカヤ通りの3階建ての建物付近で発生しているが、それほど驚くべきことではない。この島では強風が襲うたびに建物のファサードに多くの被害が出るのが常だ。(択捉島の地元紙「赤い灯台」テレグラム2025/10/29)

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