荒天のため、パベル・レオーノフ号とイーゴリ・ファルフトジノフ号の2隻の貨客船が択捉島クリリスク港湾ターミナル(内岡)の埠頭に停泊できないでいる。写真のパベル・レオーノフ号の沈み具合から判断すると、乗組員と乗客は悲惨な状況に陥っているだろう。
天気予報によると、夕方までに風速は弱まる見込み。今のところ、残されたのは海が静まり、港湾管理局が係留場所を開けるのを待つだけ。貨客船の到着は、住民や観光客が島へ渡航するだけでなく、食料を中心とした様々な物資を輸送する重要な手段にもなっている。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2025/11/16)



