択捉島 地裁がアパート玄関にスロープを設置するよう行政府に命令 車椅子の住民が訴え

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択捉島を管轄するクリル地方裁判所は、クリル地区行政府に対して、車椅子利用者が住む建物の玄関にスロープを設置するよう命じた。障害者であり、自力でアパートから出ることができない女性が玄関にスロープが設置されていないと検察当局に苦情を申し立てた。検察当局は現地調査を行い、障害者のアクセス可能な環境に対する権利が侵害されている事実を確認し、スロープを設置するよう求める意見書を行政府に提出した。しかし、行政府がこの意見書を無視したため、検察当局がスロープの設置と申請者に対する精神的損害賠償金を求めて訴訟を提起していた。裁判所は検察側の主張を全面的に認め、現在、スロープが設置され、車椅子の女性に賠償金が支払われた。(sakh.online 2024/10/2)

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