日本へ活ウニを不正輸出 サハリン州在住の男1億300万ルーブル没収

サハリン

ロシア極東運輸検察庁の広報機関によると、ウラジオストクのフルンゼンスキー地区裁判所は、戦略的に重要な生物資源である活ウニを日本に違法に輸出し、関税を脱税したとしてサハリン在住の51歳の男に有罪判決を言い渡した。男は罰金50万ルーブルと合わせて、違法に輸出された生物資源の価値に相当する1億300万ルーブルの没収を命じられた。

裁判所は、昨年10月から11月にかけて、サハリンの商業組織の創設者兼取締役である被告が、活ウニを日本に輸出するため、ウラジオストク税関に申告する際に、その価値を故意に低く申告したと認定した。この結果、約350万ルーブルの関税が徴収されなかった。男は罪を全面的に認めた。(サハリン・メディア2025/12/3)

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