択捉島 公園改良事業で詐欺罪に問われた会社役員に無罪判決

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択捉島のクリル地方裁判所は、公園の改良工事を巡って詐欺罪に問われていた同島在住の会社役員に対して、無罪の判決を下した。

2020年3月16日、クリル地区行政府は被告が役員を務める会社に、レクリエーションエリアの改良工事を発注した。被告は、工事の一部を完了させず、水増しした契約書に署名し、未完了の工事費用として地区予算から約45万6,000ルーブルを受け取ったとして起訴された。

しかし、裁判中に、契約に基づくすべての工事は技術仕様書に従って完全に完了していたことが明らかになった。証言と資料により、会社役員の行為は犯罪を構成しないことが確認された。裁判所は、検察が被告人の有罪を立証できなかったと判断し、無罪判決を下した。(astv.ru 2025/12/9)

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