色丹島でガス・ディーゼル発電所の建設が始まった 発電能力は5基で5.3メガワット

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色丹島のガス化に向けて最初のユニットが島に搬入され、設置工事が開始された。サハリン州政府が進めるガス化計画によると、請け負った業者は1.1MWのガス・ディーゼル発電機3基、1MWのディーゼル発電機2基に加え、LNG(液化天然ガス)の受入、貯蔵、再ガス化設備を設置する予定で、2026年10月に運転を開始する。

州政府エネルギー副大臣のイリヤ・コロスコフ氏は「このプロジェクトは知事が監督する大規模開発計画の一環であり、発電所の稼働により住民や社会施設に安定したエネルギー源が提供される」と述べた。

色丹島に建設されるマロクリリスコエ・ガス・ディーゼル発電所の建設に関する設計書類などはすでに完成している。この発電所は5.3メガワットの発電能力を備え、6.4メガワットまで増設することが可能だ。

色丹島のガス化プロジェクトは、ロセティ・モバイル・ガスタービン発電所がERSMシベリア社およびコロメンスキー・ザヴォード社と共同で実施している。(sakh.online 2025/12/10)

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