12月13日は、択捉島で生まれ育ったセルゲイ・ユーディンさんの命日。セルゲイさんはクリルスカヤ中等学校を卒業し、本土での短い生活の後、故郷の島に戻り、地区の発展のために尽力した。2022年10月にウクライナでの特別軍事作戦に動員された。2024年12月、軍事作戦の最前線で銃撃を受けて重傷を負い、その後亡くなった。セルゲイさんは「軍事協力強化」勲章、「アレクサンドル・スヴォーロフ」勲章、「勇気のために」勲章を授与された。
命日にあたる13日、択捉島では市長杯スパルタキアードの開会に際し、セルゲイさんを追悼し黙祷が捧げられた。イストミン市長は「私たちの兵士たちは祖国の自由を命をかけて守っています。択捉島出身のセルゲイ・ユーディンは、戦場で勇敢に戦った兵士の一人です。彼の記憶を称えましょう」と述べた。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2025/12/13)

