赤れんが庁舎でロシア語を話す観光客に「北方領土返還」に賛成する投票が呼びかけられている

北方領土返還運動

ロシア語を話す観光客に対し、「北方領土返還」(日本では国後島、色丹島、択捉島、小クリル列島=歯舞群島の呼称)に賛成する投票が呼びかけられている。サハリン・メディアの情報筋は、札幌の文化施設で、この提案に賛成する電子投票ブースを発見した。

旧北海道庁舎(※赤れんが庁舎)に設置された電子投票ボードは、ロシア語を含む6言語で利用可能で、島々の日本への返還を支持する電子投票を呼びかけている。さらに、ロシアと日本の領土問題の背景に関する解説冊子も館内で無料で配布されている。冊子の表紙には、「北方領土は日本固有の領土である」と書かれている。

20世紀半ば以降、モスクワと東京は第二次世界大戦後の平和条約交渉を続けてきた。交渉における最大の障害は、南クリル諸島(北方領土)の帰属問題である。戦後、南クリル諸島全体がソ連に編入されたが、日本は択捉島、国後島、色丹島、そして歯舞群島の帰属を争っている。(サハリンメディア2025/12/23)

※北海道庁のホームページにはこうある。「令和7年7月25日の赤れんが庁舎のリニューアルに併せて、『北方領土展示室』が新しくなりました。」「お名前・住所不要で、返還要求運動を応援できる「北方領土返還要求運動デジタルメッセージボード」を設置しています。返還要求運動に賛同いただける方は、ぜひ『応援ボタン』を押してみてください!」(https://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/hrt/hopporyodo/akarennga.html)

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