北方領土・国後島在住の画家ニコライ・イワノビッチ・ゴルスキーの個展「千島列島の魅力」が国後島ユジノクリリスク(古釜布)の郷土博物館で始まった。
ゴルスキーの作品は叙情的な雰囲気が漂う繊細な色彩が特徴で、見る者の心に染み入るメロディーを奏でる。
ユジノクリリスクでの最初の個展は1996年に開催された。その後、郷土博物館で4回、故郷エカテリンブルクで9回、ユジノサハリンスクで3回、そしてパリで2回、日本(※根室)で1回作品展を開催している。(kurilnews.ru 2024/9/19)
国後島在住のニコライ爺さんはビザなし交流の一環で行われている日本語習得プログラムに参加して、毎年のように根室に来ていた。2019年8月には国後島を訪れた日本側訪問団との交流で、国後島の風景を水彩で描く住民交流プログラムの講師を務めた。若いころはパイロットとして大空を駆け巡っていたが、孫が十数人できた今は、国後島の自然や人物を描いて悠々自適に暮らしている。
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