択捉島・紗那 ウクライナ戦線で鹵獲された兵器の破片で作られたオブジェ展示

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ウクライナでの特別軍事作戦中にドネツク人民共和国でサハリン出身のロシア兵が収集した鹵獲兵器の破片で作られたオブジェが択捉島クリリスク(紗那)のスポーツ文化会館で展示公開されている。

「生命の名のもとに」と題した展示の中心となるのは、ウクライナ軍がニコルスコエ村に向けて発射し、地元の修道院の敷地内に不発弾として着弾したスメルチロケットの尾部で制作されたオブジェ。ノヴォミハイロフカ村への攻撃中に押収されたPKM機関銃、さらには塹壕で発見されたAK-47突撃銃、解放された陣地の塹壕で発見された手榴弾、使用済みの対戦車誘導ミサイル、そして地雷の残骸、薬莢で作られたバラなども展示された。

使用された武器の破片は、サハリン在住のヴラド・トロフィモフ氏、イーゴリ・マーリー氏、ミハイル・コトリャレフスキー氏、セルゲイ・ディアキン氏、ニコライ・ポドゴルヌイ氏(コールサイン「ゴーラ」)とその仲間たちによって収集された。

この作品は、ドネツク人民共和国名誉民芸芸術家であり、ロシア鍛冶職人ギルド会員でもあるヴィクトル・ミハリョフ氏によって制作された。タイトル「生命の名のもとに」は、郷土史博物館館長のエレナ・グルゾヴィコワ氏の提案。(astv.ru 2025/12/30)

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