択捉島のクリル地方検察官は、雇用主が雇用契約を締結せず、賃金も支払っていないという地元住民からの苦情を受け、調査を実施した。その結果、労働法違反が明らかになった。「女性は2週間以上、地方自治体の機関でエンジニアとして働いていたことが判明しました。就労許可を得ていたにもかかわらず、雇用契約は締結されておらず、労働時間分の賃金3万4,000ルーブルが支払われていませんでした」と、検察官は事件について説明した。
検察官は原告を代表して、雇用関係の存在認定と賃金の支払い、精神的損害賠償を求めてクリル地方裁判所に訴訟を起こした。裁判所による民事訴訟の審理の結果、検察官の主張は全面的に認められた。裁判所は雇用関係の事実を認定し、従業員に3万4,000ルーブルの賃金と5万ルーブルの精神的損害賠償を支払うよう命じた。また、強制医療保険、年金保険、労働災害保険、職業病保険の保険料の支払い、そして年金受給資格の算定のための個人別(個別)会計情報の提供を機関に義務付けた。(択捉島の地元紙「赤い灯台」2026/1/17)


