択捉島クリリスク(紗那)の建設会社「アトール」が従業員の賃金2,100万ルーブル(約4,263万円)以上を支払っていなかったことが分かった。従業員からの訴えを受けてクリル地方検察官が介入し、雇用主に対して行政訴訟を提起した。この措置を受けて、雇用主は未払い賃金全額を支払った。
検察官の調査で「アトール」が2025年9月から11月までの期間に154人の従業員に2,100万ルーブル以上の賃金を支払っていなかったことが判明した。当局は、従業員の労働権に対する組織的な侵害を認定した。
検察官は同社の社長に対して違反の是正を求める通知を送付するとともに、ロシア連邦行政違反法第5.27条第6項(賃金の期日通りの支払い不履行)に基づき行政訴訟を提起した。事件は現在審理中だが、検察官の措置を受けて、「アトール」経営陣は全従業員に対し、債務を全額返済した。(astv.ru 2026/1/20)
※公開情報によると、「アトール」は2025年1月に登記された新しい会社。認可資本金は10,000ルーブルだが、これは有限会社として設立された組織としての最低資本金。業務は住宅および非住宅建築物の建設やコンピュータソフトウェア開発、コンピュータ技術分野におけるコンサルティング業務など。


