国後島のクリル自然保護区の職員は、2月7日から15日にかけてロシア全土で行われたスズメの個体数調査に参加した。観察結果によると、この馴染み深い鳥の個体数が大幅に減少していることが示された。
専門家によると、管理棟近くの鳥の餌箱では、ピーク時にスズメが20羽以下しか記録されなかった。昨年は60羽だった。原因としては、島内での鳥類の再分布、個体数の自然変動、気象要因などが考えられる。
環境保護専門家は、スズメの個体数の減少はクリル諸島だけでなく、日本全体で記録されていると指摘している。特に、個体数が減少している最も一般的な種であるイエスズメとスズメに注目が集まっている。
専門家たちは同時に、生態系におけるこれらの鳥類の重要な役割を強調している。スズメは捕食動物の餌となり、ヒナに餌を与えることで昆虫の個体数を抑制する役割を果たしている。保護区はまた、スズメの大量駆除が農業に深刻な影響を及ぼした中国の歴史的苦難を想起させた。
サハリン州での調査では、67人の参加者が1,375羽のスズメを数えた。同州は、キャンペーンに参加した87の地域のうち68位だった。全国的に、この観察への関心は高まっており、参加者数は昨年比で50%増加した。
専門家たちはまた、群れの減少にはプラス面もあるかもしれないと指摘している。小さな群れは猛禽類にとって目立ちにくいからだ。昨年、ハイタカを含む2羽の猛禽類が保護区の鳥の餌台で狩りをしている様子が記録された。保護区は、住民に対し、気温が安定して暖かくなるまで鳥に餌を与え続けるよう呼びかけている。(astv.ru 2026/2/20)



