択捉島 サケの漁獲量最悪の1000トン、2022年と2020年の10分の1 海水温上昇が影響

択捉島の漁業会社は、近年のカラフトマス漁獲量で最悪の結果を記録した。 8月15日現在で、加工用に引渡されたカラフトマスは1,000トン強にとどまっている。地元紙クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)によると、島内最大の漁業会社クリリスキー・ルイバックは2022年同時期に約8,000トン、2020年には7,000トンを漁獲していたが、今年はカラフトマス900トン、シロザケ15トンにとどまり、ほぼ10分の1に激減した。LLCブグは57トン、コンチネント、スキット、アポローナ、ラスベータ、チャイカの結果ははるかに控えめだ。専門家は、海水温の上昇が回遊に大きな影響を与えていると考えている。数日前、クリリスキー湾(紗那湾)の水温は20度に達し、カラフトマスにとって許容できない高さだった。現在は数度下がっており、漁師らはカラフトマスが川の河口に向かう「押し目」を期待している。また、数日前のクリルカ川(紗那川)の水温は約18度で、酸素濃度は4mg/リットルだったが、雨の影響で水温は15度まで下がり、酸素濃度は8mg/リットルまで上昇しており、専門家は良い指標だと今後に期待している。(astv.ru 2023/8/15)

 

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