色丹島 ストリートビューで見る今の斜古丹の町並み

2023年4月に撮影された色丹島・斜古丹の町並みをグーグル・マップのストリートビューで360度見ることが出来る。ビザなし渡航は新型コロナ感染拡大の影響で2019年10月を最後に中止され、その後、2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻に対して、日本が制裁を課したことで、ロシアが北方墓参を除くビザなし渡航の枠組み(北方四島交流と自由訪問)の効力を停止したため、3年以上、北方四島を訪問できていない。この間、島では新しい学校やアパート、水産加工場などが建設されているが、町の様子がSNSなどに投稿されることはまれで、どのように町が変わっているのか確認できない。その意味で、2023年4月に撮影された色丹島・斜古丹のストリートビューは興味深い。

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斜古丹湾で、まず目を引くのは完成したオストロブノイ缶詰工場。報道では極東最大規模といわれる。

桟橋にはサハリンと島を結ぶ定期フェリー「ファルフトジノフ」が停泊。その西側では浚渫、護岸工事が行われているようだ。

2017年にオープンしたスポーツ施設「シコタン・アリーナ」。左側に写っている道路を登ると斜古丹墓地がある。右側の道路は穴澗に通じる幹線道路だが、舗装されているのか写真からは判然としない。

内陸に目をやると、新興住宅地。老朽化した危険住宅からの住み替えが進むが、老朽住宅はまだ結構残っているようだ。

斜古丹山と正教会。この奥に斜古丹墓地がある。

 

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