3月6日~7日の暴風雪の影響で欠航していたサハリン–択捉島便が再開され、島に住民が戻ってきているが、今度はクリリスク(紗那)–ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)間の道路が通行止めで、軍の町ゴリャチエ・クリュチに戻る住民約50人が足止めを食っている。唯一の道路が通行止めになっているゴリャチエ・クリュチは陸の孤島状態になっている。クリル地区行政府は、6日–7日の暴風雪では視界が悪く除雪作業が出来なかったうえ、予想の2倍以上の積雪があったという。8日に一部が開通しているが、全面開通までどのくらいかかるか分からないという。開通を待つ住民は、高価なホテルに泊まったり、アパートを借りるなど余計な出費を伴う対応を余儀なくされている。サフコム通信が得た情報によると、除雪車が故障し、道路は交通警察によって封鎖されて誰も通れない状況だ。今までのところ行政府からの援助は何もない。(サハリン・インフォ2022/3/9)
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