択捉島のレイドヴォ(別飛)やクリリスク(紗那)などのカラフトマスの孵化場では9月20日から採卵作業がスタートした。今年はカラフトマスの遡上が遅れたため、作業も例年より遅れて始まった。カラフトマスのオスとメスの比率が孵化事業にとって最適な条件に達したのは先週末だった。このほか、コンチネント社のクイビシェフスキー(留別)とサラトフカの2つの孵化場、キトヴィ(内岡)のクリリスキー・ルイバク社の孵化場でも作業が始まっている。他に11カ所ある孵化場は、シロサケを専門にしている。昨年、島のすべての孵化場ではカラフトマス、シロサケを合わせて4億個以上のタマゴが孵化している。(サハリン・インフォ2021/9/20)
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