樺太時代に三浦忍の設計で建造されたアニワ灯台が点灯?! 実はフェイク映像

サハリン

サハリン観光の最大の人気スポットになっているアニワ灯台が点灯している映像が話題になっている。(※アニワ灯台は1939年に日本人技師・三浦忍が設計した中知床岬灯台)旅行ブロガーのイーゴリ・ブブノフさんがYouTubeチャンネルにアップした。

「サハリンでの2日目。私たちの目標はかつての日本の灯台–アニワを照らすことだ」と書き込んだ。映像では、アニワ灯台までの旅の様子を紹介し、最後のシーンで15年以上も点灯していない灯台に灯りを灯すことだった。

しかし、この映像はフェイクだったことが判明した。サハリン観光情報センターは「彼らは昼間に撮った映像を暗くして、他の灯台の光を重ね合わせたものだ」と話している。

アニワ灯台は機能を停止してから、一度だけ点灯したことがある。それは第二次大戦の終結を祝った2020年9月3日のことである。(サハリン・クリル通信2021/7/2)

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