カムチャツカ地方のウラジミール・ソロドフ知事は、実務訪問でペトロパブロフスク・カムチャツキーに到着したロシア大統領府のセルゲイ・キリエンコ第一副長官に、市内の自由広場に建つクリル諸島(※北方領土を含む千島列島)解放者記念碑の修復計画への協力を要請した。
知事は「クリル上陸の出来事はカムチャツカにとって極めて重要です。これはペトロパブロフスク・カムチャツキーに軍事的栄光の都市という地位を与える基礎となった歴史的出来事の一つであり、軍事前哨地としてのカムチャツカのアイデンティティを形成しました。地域間の愛国的ルートを開発することが重要です。カムチャッカの若者が参加するシュムシュ島(占守島)への遠征に加えて、私たちはすでにこの出来事に焦点を当てた博物館プロジェクトの準備を進めています。また、ペトロパブロフスク・カムチャツキーにある記念碑の修復のための文書も準備が整っています。来年の大祖国戦争と第二次世界大戦の勝利80周年を前に、連邦政府の支援を受けられることを期待しています」と語った。
ペトロパブロフスク・カムチャツキーにあるクリル諸島を解放者したソ連軍兵士の記念碑は、1946 年 11 月 6 日に自由広場に建てられた。ここは上陸部隊が編成され、後に勝利した兵士たちを市民が迎えた場所にある。(タス通信2024/10/11)
千島列島上陸作戦開始から77年の18日 解放者の偉業をたたえ、カムチャツカで記念式典 – 北方領土の話題と最新事情 (hatenablog.com)