「日本にようこそ」–国後島ユジノクリリスク(古釜布)に到着したジャーナリストはロシアの携帯電話会社MTSから予期せぬSMSメッセージを受け取った。理由は不明だが、MTSは国後島を日本と認識し、国際ローミング対応エリアとして国際料金で通信サービスを提供しているようだ。ジャーナリストは携帯電話会社に対して「国後島を日本領とみなしているのか」という質問状を送り、サハリン地方検察庁に、その合法性について問い合わせた。昨年7月、ロシアは憲法の改正を行い、国の主権と領土の不可分性を明確にしたが、これを記念して国後島では条文を刻んだプレートが設置された。有名な旅行ブロガー、イリヤ・ヴォスクレセンスキーも昨年、国後島と色丹島を訪れた際、日本に到着したという通知を受け取ったことをブログに書いていた。(サハリン・クリル通信2021/3/13)
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