サフニロ(サハリン漁業海洋研究所)とチンロ(太平洋漁業海洋研究所)による南クリル諸島海域(北方四島周辺含む)での水産資源合同調査が終了した。調査は漁場の水生生物の資源の現状や水温、塩分など各種データを収集するため、調査船「ドミトリー・ぺスコフ」を使用して実施。科学者たちは8mから300mの深さで46回のトロール調査を実施した。取集したデータは南クリルゾーンの水生生物資源の推奨漁獲量、許容漁獲量を予測するため活用される。今回の調査では資源量の大きな変化は確認されず、南クリルゾーンでの推奨漁獲量は平均レベルのまま維持される。(サハリン・インフォ2020/11/16)
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