8500~9000年前の住居跡発掘 択捉島で最古、最大の遺跡

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択捉島キトヴィ(内岡)の遺跡から8500~9000年前とみられる古代の住居跡が発掘された。これまで択捉島で発見されている遺跡の中で、最も古く、かつ広い遺跡と分かった。発掘はサハリン考古学探険隊(パベル・パシェンツェフ隊長)とサハリン州立大学(アレクサンドル・モザエフ団長)が行っている。場所はオホーツク海側のキトブィで、近くアパート群が建設されることから、遺跡調査が行われていた。遺跡面積は5,000㎡で住居跡が2か所確認された。半地下式で、木炭化した柱や炉床の跡が残っていた。住居跡に隣接して、古代人が経済活動や死者を埋葬する儀式を行ったとみられる場所から、石器や土器が出土している。(サハリン・クリル通信2020/10/7)

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