択捉島でシロサケの漁獲が本格化する

連邦漁業庁によると9月21日現在、太平洋系サケの生産量は28万1,000トンに達し、2018年の同期の43%になっている。カムチャツカ地方では19万1,400トンのカラフトマスが漁獲され、昨年同期の38.5%だった。サハリン州は4万9,200トン(同49.4%)、ハバロフスク地方で3万2,200トン(同83.6%)、マガダン地域では5.3万トン(同74.8%)、チュクチ自治管区1,900トン(6同4.6%)、沿海地方は937トン(同101%)となっている。サハリン州では1週間に4,739トンが漁獲され、1日平均で約677トンと前の週の625トンを上回った。これは、シロサケが増えたためだ。カラフトマス漁は3万3,700トンで漁期が終了したが、シロサケ漁が活性化しており、すでに1万3,000トンを超えている。択捉島など南クリル諸島のシロサケ漁はまだ始ったばかりで、455トンが漁獲された。10月第1週から最盛期を迎えると予想される。(Fishnews2020/9/23)

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