❐北クリルの話題
サハリン・インフォ2020/4/17
北クリルのパラムシル島(幌筵島)のセベロクリリスクで3月25日に発生したマグニチュード7.8の地震によって、セベロクリリスク中等学校の校舎に多数の亀裂が入った。いまだ専門家が来島し本格的な調査が行われていない。新型コロナウイルス対策で、島を訪問した人は2週間隔離が求められるため、誰も来たがらないという。現在、ほとんどの児童生徒は自宅で遠隔教育を受けているが、学校では一部生徒が登校して授業が行われている。住民は「3月と同じような地震が起こった場合、子供たちが瓦礫の下に埋もれるのではないかと心配している」と語った。当局は「地元の専門家が目視検査を行い、現時点で危険はない。亀裂が入ったのは校舎の一部で、授業は別の棟で行われている」と話している。
コメント