❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2020/4/8
国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル都市管区のブラセンコ市長が、サハリン州知事主催のテレビ会議に出席した際、隣に座っていた女性副市長の膝に触れるなど不適切な行為があったとして、地区議会と地域住民に謝罪した。8日、地区議会が開催され、市長とアンドレーヴァ副市長の問題について話し合った。全ロシアが感染症対策に追われる中で、市長の軽薄な行為については、プーチン大統領側近のぺスコフ報道官が記者からコメントを求められる事態に発展した。ブラセンコ市長は、妻が新型コロナ感染が急拡大しているモスクワから最近戻ったばかりで、自宅待機を強いられてることから、議会に対して書面で声明を提出した。それによると、市長は自身の振る舞いが下品なものだったと認めたうえで、副市長との間にロマンスはないとして、謝罪。国後島、色丹島の住民に許しを求めた。市議会は、市長が就任から1年半の間、すべての問題に対応し、積極的な評価を得ているとして、わずか15分で会議を終了。この問題に幕を引いた。
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