国後島 乗客がいるのに…路線バスを走らせなかった運転手が罰せられる

北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2019/7/25

国後島の路線バスの運転手が乗客がいるにもかかわらず、バスを走らせなかったことが分かり、行政当局から罰せられた。バスは24日午後8時30分ごろ、ユジノクリリスク(古釜布)からゴリャーチ・クリュチ(瀬石)に行く予定だった。住民が投稿サイトに「バスの運行時間は南クリル行政府のウエブサイトに掲載されており、運行には税金が使われているのに」と、事の顛末を投稿した。ブラセンコ市長は「瀬石へ行くことを拒否した理由は乗客の数が少なかったからではなく、雨が降って瀬石までの道路がぬかるみ、安全を確保できないと考えたから」と説明した。

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国後島の路線バス(友好の家近くのバス停で)

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