日本車販売詐欺事件で沿海地方の女を起訴 2件で総額180万ルーブルだまし取る

サハリン

ロシア内務省ユジノサハリンスク捜査当局は、沿海地方在住の45歳の女に対する刑事事件の捜査を完了し起訴した。この女は、日本車の輸入絡んで総額約180万ルーブルの詐欺事件2件で告発されている。

被告は、数年間にわたり極東で自動車を販売するグループの管理者で、2021年2月、日本からの車の購入と納車を支援する広告を掲載した。

ユジノサハリンスクの男性が広告を見て、トヨタ・カリーナを注文した。被告は購入、税関書類の登録、車の配送で29万ルーブルかかると伝えた。その後、被告は車の写真を送り、全額前払いを求めた。男性はお金を振り込み、納車を待ったが届かなかった。被告は男性が注文したトヨタ・カリーナの写真をインターネットからダウンロードして送り、購入代金をだまし取った。

さらに、2022年4月、サハリン州スミルヌイフ在住の被告の知人が、ホンダ・フリードの購入と配送を依頼。被告は150万ルーブルを要求し、被害者は数回に分けて代金を送金したが被告は義務を果たさず、だまし取った金を使った。これまでの調べに対して、被告は欺く意図はなかった話している。(サハリン・メディア2024/10/24)

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