サハリン地域からの魚介類の輸出額が5年間で3億ドル余り増加して、7億8,300万ドルになった。
増加の背景には供給量の拡大と品質の向上がある。今後10億ドルを超える可能性が指摘されているが、その原動力は南クリル諸島(北方領土)での積極的な設備投資だ。
国後島の南クリルフィッシュ工場、色丹島・斜古丹のオストロブノイ、同じく穴澗のクリル・フィッシャーマンなど新工場の建設が進む。
こうした設備投資やプロジェクトへの支援とともに、現状では採取が厳しく制限されている歯舞群島周辺の保護地域で、未利用の海藻類をいかに採取するかがカギとなる。(サハリン・インフォ2018/10/25)




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