北方領土・国後島のクリル自然保護区の研究者が絶滅危惧種とされているシジュウカラガンを確認した。
国後島では、今年5月の終わりに初めて観察され、10月には海岸で6羽を確認した。戦前は主にウシシル島など北千島で営巣していたが、20世紀前半に皮を獲るためにブルーフォックスが島々に持ち込まれてから絶滅した。
その後、隔絶されたアリューシャンの島々で生息が確認され、国際的な保護プロジェクトが始動し、2005年ごろからは日本でも見られるようになった。同保護区は希少な鳥を驚かせたりしないよう注意を呼び掛けている。(astv.ru 2018/10/23)



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