北方領土の国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル都市管区の議会は10月6日の初会合で、新しい市長(地区長)を選出するための手続きを発表した。
市長候補者は15日以内に応募しなければならない。申請書を提出する条件と書類は近日中に新聞「国境にて」に掲載される。
10月31日に選考が行われるが、少なくとも2人以上の候補者が参加しなければならない規定になっている。市長選考委員会はサハリン州政府から3人と、地元から3人で構成。
南クリル都市管区では、2016年に当時の市長ワシリー・ソロムコ氏が公共工事をめぐって違法な支出を行った疑いで逮捕、解任された後、第一副市長のコンスタンチン・ブタコフ氏が代行してきた。(サハリン・インフォ2018/10/8)
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