サハリン州では人手不足が深刻化している。ポータルサイト「ロシアの仕事」によると、2024年1月1日から10月20日まで、「建設、修理」や「教育」、「電力」の分野で求人数が求職者の数のほぼ10倍になっている。
建設および修理分野には 1,422 件の求人があるの対して求職者数は 177 件にとどまつている。
教師および講師の分野では5,239 件の求人に対して求職者数は 692 人だけ。
電力業界では、求職が 45 件しかないのに対し、409 件の求人がある。
さらに、サハリン州の労働市場における需要と供給のギャップは、医療および社会保障、運輸および物流でも見られ、求職者数は求人の 3 分の 1 しかない状態。また、娯楽および住宅、公共サービス分野では、求職者数は求人の半分にとどまっている。(サハリン・メディア2024/10/28)