NORIO TANIUCHI

国後島の話題

国後島「13kmのダーチャ村」に電力供給のため架空送電線を建設

国後島にある集落の一つ「13kmのダーチャ(別荘)村」に電力を供給するための架空送電線の建設が5月1日から開始される。「顧客・建設管理サービス」のドミトリー・クヴォン代表は「施設建設の一環として、13kmのダーチャ村に電化工事が行われる。具...
国後島の話題

国後島・古釜布 空きアパートで火災、20㎡焼く

4月26日(土)午後、国後島ユジノクリリスク(古釜布)のポベディ通りにある2戸の空きアパートで火災が発生し、20㎡を焼いた。11時52分に通報を受け、2分後、消防隊が現場に到着した。隊員9名と消防車2台が現場に駆けつけた。火は12時23分に...
サハリン

サハリン・コルサコフ(旧大泊) 北朝鮮作業員が日本寺院の遺跡を発見

サハリン・コルサコフ市(旧大泊)オクルジュナヤ通りの幼稚園敷地内で行われていた擁壁工事で、北朝鮮からの出稼ぎ労働者が日本の漢字が刻まれた小さな石碑や食器を発見した。サハリンの考古学者(マリア・サフォノワ氏)によると、石碑には「寶蔵一宇並敷石...
択捉島の話題

択捉島・硫黄岳で2年以内にレアアース鉱物の採掘開始? ロシアのレニウムプロジェクト

世界で唯一の工業用レニウム鉱床である択捉島のクドリャヴィ火山(択捉島北東端の茂世路にある硫黄岳)で、精鉱からのさらなる加工と抽出のため、レニウムおよびレアメタルの試験的な工業生産が2年以内に開始される可能性がある。ロシアのレニウムプロジェク...
択捉島の話題

択捉島・紗那 老朽アパートの大規模修繕に向けた現地調査実施

択捉島クリリスク(紗那)で老朽化したアパートの大規模修繕に向けた準備が進められている。9日にはサハリン・マンション大規模修繕基金の専門家がクリル地区行政府の職員らと共に、ストロイテリナヤ通り7号棟を視察し、修繕方法を確認した。この建物にはク...
択捉島の話題

択捉島南部の漁場で凍傷にかかった男性を救助

ロシア非常事態省サハリン州本部のV.A.ポリャコフ捜索救助隊クリル支部の職員は3月31日、択捉島南部の漁場がある海岸で凍傷にかかった男性を救助し、クリリスク(紗那)のクリル地区中央病院に搬送した。男性は漁場で働いていた南部の漁業キャンプで働...
国後島の話題

国後島のカルデラに隠された秘密:火山湖における硫黄の生成に関する新発見

エカテリンブルクの地質学者グループが、国後島ゴロヴニン火山のカルデラで衝撃的な発見をした。科学者たちはキピャシチェ湖(ポントウ沼)とゴリヤチェエ湖(一菱内湖)にコロイド状の硫黄が存在すると予想していましたが、実際には、ここに存在する硫黄の大...
択捉島の話題

択捉島の観光:エトロフ・ウイルス「4日以上滞在した人は必ずまた戻ってくる」

火山の湧き水で卵を茹で(イクラと一緒にすぐに食べる)、大自然に囲まれた温泉に浸かり(健康効果も期待できる)、丘陵地帯と火山の絶景の中をスノーキャット(雪上車)やスノーモービルで走り、特別な体験をする。これらすべてが択捉島で体験できる。自然は...
択捉島の話題

「こんな夕日はどこにもない」択捉島の最高級ホテル「ヤンキト」とは?

火山の麓に佇む高級ホテルで、波の音を聞きながら数泊し、択捉島屈指の夕日を眺めることができる(天候に恵まれれば)。2024年には、4階建てのヤンキト複合施設がオープンした。ロシアのユーリー・トルトネフ副首相も宿泊したこのホテル。astv.ru...
北方領土返還運動

ロシア最高検察庁 北方領土問題対策協会を「好ましくない組織」に指定

ロシア最高検察庁は、東京に拠点を置く日本の団体「北方領土問題対策協会」の活動を好ましくないと判断した。同団体は独立したNGOであるにもかかわらず、資金の大部分を日本の国家予算から得ている。 同協会のメンバーは、ロシアの択捉島、国後島、小クリ...