NORIO TANIUCHI

北方四島の話題

択捉、国後、色丹で光通信ケーブル引き込み工事進む

サハリンと南クリル諸島(北方領土)を結ぶ光ファイバー通信海底ケーブルが専用船によってオホーツク海に敷設された。ハブとなるサハリンからの総延長は830kmで、そのうち海底部分が700kmを超える。現在は択捉島、国後島、色丹島の各島で集落へのケーブル引き込み作業が行われている。
北方四島の話題

北方四島海域のコンブ採取可能量は8.6万トン、実際の採取量は3分の1

北方領土の国後島や歯舞群島などを含む南クリル水域では、コンブなどの海藻類が11万6,000トン以上採取可能となっている。内訳はコンブ86,000トンをはじめワカメ11,000トン、イタニ草9,000トンなど。このうち最も有用とされるコンブの実際の採取量は3分の1にとどまり、残りは手つかずのまま。
国後島の話題

国後島・古釜布に初めての洗車場がオープン

北方領土・国後島のユジノクリリスク(古釜布)で初めてとなる洗車場がオープンした。
国後島の話題

国後島・古釜布に最初のすしバーがオープン

北方領土・国後島のユジノクリリスク(古釜布)で最初の寿司バーがオープンした。日本料理は国後島でも大人気。元軍人でオーナーのビタリ・ベスパロフ氏がサハリンからチームを引き連れ、カフェ「1+1」を開店した。
国後島の話題

北方領土・国後島古釜布の桟橋で、70㎝の頭蓋骨見つかる

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の桟橋で、漁業者が長さ約70㎝の頭蓋骨を発見した。巨大なカメの頭のように見える。シャチやクジラの類か、はたまた人類の祖先か?サハリン海洋漁業学研究所(SakhNIRO)の調査では、海洋生物のものではないということは分かったが…。
ビザなし・墓参

今年最後のビザなし訪問団が四島から根室港に到着

今年最後となるビザなし交流訪問団が10月11日朝、根室港に到着した。富山県を訪ねるグルーブは択捉島、国後島、色丹島在住のロシア人島民59人。
択捉島の話題

北方領土・択捉島の元市長に、5年間の保護観察と追徴金85万ルーブルの判決

クリル地方裁判所は、北方領土・択捉島などを管轄するクリル都市管区の元市長ティグラン・アベニャンに対して大規模な詐欺の罪で5年間の保護観察と追徴金85万ルーブルを言い渡した。
北方四島の話題

サハリン州監査当局がクリル発展計画の不適切な事業執行を指摘

サハリン州監査局は「2016年から2025年までのクリル諸島社会経済発展計画」の実施状況を確認し、欠陥工事や公共事業で実施期限が守られないケース、物品の不適切な調達などの違反行為が見られ、プログラムの再調整が必要だと指摘した。
国後島の話題

北方領土・国後島でM7.7の地震と津波に備え、関係機関の対応を検証

国後島ユジノクリリスク(古釜布)で、サハリン州緊急事態省の専門家が来島し、マグニチュード7.7の地震と、それに伴う津波を想定した対策の確認と訓練が行われた。
国後島の話題

北方領土・国後島:道路の舗装化や広場の整備が進む古釜布

北方領土・国後島のユジノクリリスク(古釜布)では、道路の舗装化をはじめ広場・公園、スケートパークなどの整備が活発に行われている。