NORIO TANIUCHI

北方領土の最新情報

択捉島・オーヨ湾
建設中のアクセス道路に小型船利用者用の下り口を設置へ

択捉島ではクリリスク(紗那)--レイドヴォ(別飛)高速道路とオーリャ湾(オーヨ)にあるギドロストロイの水産加工場を結ぶ全長990mのアクセス道路の建設が進められているが、先日、島を訪れたリマレンコ知事はアクセス道路からオーヨ海岸に下りるための下り口を設置すると明らかにした。
北方領土の最新情報

択捉島で「紫金山・アトラス彗星」を肉眼で確認
2023年1月に発見された彗星

択捉島を管轄するクリル地区行政府が通信アプリテレグラムで、2023年1月に発見された彗星「紫金山・アトラス彗星」(C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS)が同の上空で肉眼で確認できたと報告した。
Articles

1945年9月1日 北方領土・色丹島に赤旗が翻った日

色丹村長は1945年9月1日朝、斜古丹湾に面した役場前の橋から、ソ連軍上陸を見届けた。3隻の艦船からソ連兵が一気に散開し、無線塔を接収し、郵便局、役場、捕鯨場を占拠。斜古丹湾に赤旗が翻った。
Articles

国後島で見つかった三角定規の持ち主「タカハシレイコ」さんを知りませんか

【根室】戦前、北方領土・国後島に住んでいた「タカハシレイコ」さんを知りませんか--。四島在住のロシア人が、カタカナでそう名前を刻んだ古い三角定規を保管しており「持ち主に返したい」と希望している。
Articles

北方領土・国後島の「まれびと」

国後島にスキー文化を広めた猪谷六合雄さんは古丹消に2軒の家とゲレンデや大小7つのシャンツェを造り、6年暮らした。長男・千春は冬季五輪日本人初のメダリスト。
Articles

足裏の思い出 北方四島への玄関口・根室波止場の石畳

弁天島に向かって、かまぼこ型に突き出た根室波止場は、人生の様々な事情を抱えた人々が交差した北方四島への玄関口でした。
Articles

択捉島・蘂取、はるかなり。
米国に父を殺され、ソ連に故郷を奪われた少年

1945年7月15日の根室港。北方領土・択捉島に帰るため父と浦河丸に乗り込んだ山本昭平さんは米軍の空襲で父を奪われた。そして8月28日、今度はソ連軍が択捉島に侵攻。故郷を追われた
Articles

人生は「一場の夢」–祖父と母たちの北方領土・国後島からの脱出行  

1945年(昭和20年)9月1日。人生の歯車が突然、逆回りを始める。ソ連軍が古釜布に上陸した。まもなく「千島列島はソ連の領土になった」と布告が出た。祖父は脱出を決意した。
北方領土の最新情報

国後島・古釜布の男が飲酒運転でレクサスを没収される

酒に酔ってレクサスLX570を運転した41歳の男。裁判で、車は別人のものと主張。売買契約書(購入価格350万ルーブル)を提出したが、偽物とバレた。社会奉仕400時間、免許剥奪のうえレクサスLX570は没収された。
サハリン

今日は何の日[1890年10月13日]
作家チェーホフが流刑地サハリンを出発した

1890 年、ロシアの作家アントン・チェーホフは「囚人と流刑者の生活を研究」するために流刑地サハリン島を旅し、『サハリン島』を著した。