NORIO TANIUCHI

国後島の話題

国後島の「勝利広場」第3期工事実施 サハリン州「子供の遊び場改善プログラム」で

サハリン州政府が取り組む大規模プロジェクト「子供の遊び場改善プログラム」で、北方領土・国後島では2025年に「勝利広場」の第3期工事と、リブニコフ通りの遊び場がリニューアルされる。
国後島の話題

国後島 中学生対象に「勇気の授業」始まる ウクライナ戦争参加者が講師

プーチン大統領が提唱した「祖国防衛者の年」の2025年、国後島ではウクライナ戦争に参加した兵士たちを講師に招き、中等学校などで「勇気の授業」が年間を通じて実施される。授業を通して生徒たちは、最も勇敢な職業についてより深く学ぶことができるようになる。
択捉島の話題

択捉島に治安維持のためビデオ監視カメラ設置へ 

北方領土・択捉島に治安維持のためビデオ監視カメラが設置される。イストミン市長は「地区住民の安全を確保するための重要なステップです。このプロジェクトは、治安管理のレベルを高めるだけでなく、起こりうる緊急事態にも迅速に対応できるだろう」と述べた。
国後島の話題

北方領土・国後島 凍った川に落ちた馬が救出される

国後島ユジノクリリスク(古釜布)近くのセレブリャンカ川に落ちて、自力で脱出できなかった馬が地元住民によって救出された。若い雌馬を氷が張った川から引き上げるのに約2時間かかった。馬の救出動画はテレグラムチャンネル「南クリル諸島の観光」で公開された。
知られざる歴史・秘話

レンドリース輸送船で米国から軍需物資を運んだ元ソ連兵「米国からの物資がなければ敵を倒すのは非常に困難だった」

97歳の元ヨーロッパ重量挙げチャンピオン、ウラジミール・ビルホフスキー氏はタス通信とのインタビューで、戦前米国のリバティ船に乗船し、レンドリースによる軍需物資を米国からソ連に輸送した体験を語った。
択捉島の話題

「日本兵は抵抗し、自決した」北方領土・択捉島侵攻を語る 97歳の元重量挙げ欧州チャンピョン 

大祖国戦争と対日戦勝80周年であり、プーチン大統領が「祖国防衛者の年」と宣言した2025年、ロシアメディアがキャンペーンを展開している。タス通信は2月19日、97歳の元重量挙げ欧州チャンピョンであるウラジミール・ビルホフスキー氏のインタビューをウエブサイトに掲載した。
国後島の話題

国後島の検察 糖尿病の子どもに医療用品を提供しなかった地区中央病院を訴える

北方領土・国後島の住民がサハリン州検察庁に「糖尿病の娘に適切な医療用品が提供されていない」と訴えた。国後島を管轄する南クリル地区検察官が調査を実施し、子供は糖尿病を患っており、医薬品の処方箋とアルコールワイプ(アルコールを浸み込ませた除菌・消毒用不織布)、インスリンポンプの消耗品が提供されていないことが判明した。
国後島の話題

2月19日世界クジラデー 北方四島で見られるネズミイルカとイシイルカ

世界クジラデーの2月19日、国後島のクリル自然保護区は、北方四島海域で見られる哺乳類イルカに関する記事をウエブサイトに掲載した。
択捉島の話題

「お座り」する北方領土・択捉島のキツネ

択捉島の住民は毛むくじゃらのキツネに「赤、お座り!」という命令を教えることに成功した。賢い森の動物との出会いの動画はTelegramチャンネルSakhShipで公開された。
サハリン

2025年サハリン州のサケ漁獲量見込み 前年並みの約6万2,000トン カラフトマスは2023年比25%減

VNIROの予測によると、2025年の極東漁場における太平洋サケの総漁獲量は約31万1,000トンになる見込み。漁獲量の大部分(60%)はカラフトマスで、次にシロザケ(26%)とベニザケが続く(10%)。サハリン州では、前年よりわずかに多い約6万2,000トンのサケが漁獲されると予想されている。しかし、カラフトマスの漁獲量は2023年に比べて25%減少する可能性がある。