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北方四島の話題

ロシア軍と地理学会 8月に択捉島で共同調査 「東の要塞・千島列島」第5シーズン

ロシア軍東部軍管区とロシア地理学会が2019年から共同で実施している大規模な調査探検プロジェクト「東の要塞・クリル諸島(千島列島)」の第5シーズンが6月からスタートする。第一ステージは 6 月 17 日から 7 月 22 日まで、クリル諸島...
北方四島の話題

択捉島 元パートナーのスマホを壊した55歳の男に刑事訴訟を提起

択捉島を管轄する内務省当局は、元パートナーの女性のスマートフォンを壊した択捉島在住の55歳の男に対して刑事訴訟を提起した。2月29日、男は元パートナーを訪ねて一緒に酒を飲んだ。女性がスマートフォンに気を取られ、自分の話を聞いていないことが気...
北方四島の話題

歯舞群島、ウルップ島などで大統領選挙の期日前投票 ヘリや全地形対応車で携帯用投票箱を運ぶ

2月25日から3月14日まで、ロシアでは大統領選挙の期日前投票が行われている。サハリン州には、特別な交通機関がなければ行くことが不可能なアクセス困難な場所がたくさんある。しかし、そこに住んでいる、また勤務している有権者も投票する憲法上の完全...
エトセトラ

北クリル・シュムシュ島の灯台守が一時行方不明 猛吹雪の中35km離れた隣の灯台へ向かった

ロシア非常事態省は1日、2日前から行方不明になっていた北クリルのシュムシュ島(占守島)の灯台守を発見し救助した。灯台守はシュムシュ島北端のクルバトフ灯台に勤務。発電機が故障したため35km離れた同島北西端にあるチブイニー灯台に歩いて向かった...
北方領土ノート

ロシア語で誘われ食べた白いパン 島を訪れ知った「ふるさと」の意味 元島民は語る 1世がみた北方領土 第5回

択捉島の中心部に位置する紗那。そこで暮らした6歳までのおぼろげな記憶のなか、天野瑠美子さん(82)には鮮明に思い出す言葉がある。 「マリンキ イジスダ」(小さい子、いらっしゃい) 父親がロシア人夫婦に貸していた隣家から流れてくる甘い香りに誘...
北方領土ノート

ふるさと国後島の所有地は紙切れ1枚に 樺太の収容所で見たものは 事元島民は語る 1世がみた北方領土 第4回

国後島(くなしりとう)の東海岸を航行する船から、雪の残る頂が見えてきた。爺爺岳(ちゃちゃだけ、標高1822メートル)だ。 「私にとって心の支えのような存在。故郷に戻ってきたという実感がわきました」 2000年6月、木元護さん(86)=北海道...
北方領土ノート

遥かなる択捉島、また土を踏みたい 少女時代の景色は跡形がなくても 元島民は語る 1世がみた北方領土 第3回

桜が咲くのは6月。8月上旬になるとハマナスの群生が満開になり、村は「バラの香り」に包まれる。秋は、おびただしい数のサケが遡上(そじょう)し、まるで川が煮えたぎったようだった。 択捉(えとろふ)島の最北に位置する蘂取(しべとろ)村出身の鈴木咲...
北方領土ノート

ソ連兵が自宅にやって来た 国後島を脱出、石川啄木に重ねる望郷の念 元島民は語る 1世がみた北方領土 第2回

札幌市の自宅の庭に植えたハスカップを眺めていると、ふと胸中に去来する詩がある。 《ふるさとの山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな》 作者は石川啄木だ。 北方領土の国後島で生まれ育った大塚誠之助さん(88)は、豊かな自然のな...
北方領土ノート

ウクライナ侵攻でよみがえったあの日の恐怖 北方領土で見たものは 元島民は語る 1世がみた北方領土 第1回

朝日新聞にしては珍しい北方領土の連載企画です。 1945年、ソ連は日ソ中立条約を無視して北方四島に侵攻・占領。ロシアとなった現在でも不法占拠が続いている。元島民は高齢化が進み、約7割が亡くなっている。記憶を後世に伝えるため、当事者たちを訪ね...
エトセトラ

2023年サハリン州を訪れた観光客51.5万人 前年の1.7倍に急増

ロシア連邦国家統計庁(ロスタット)によると、2023年1月から12月までにサハリン州を訪れた観光客は約51万5,000人に上った。30万3,000人だった2022年の1.7倍に増えた。サハリン州政府のアルテム・ラザレフ観光大臣は「夏も冬も観...