北方四島の話題

北方四島の話題

択捉島から動員された兵士がウクライナで受け取った手紙 それは偶然にも…

択捉島の新聞クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)が5月20日、テレグラムチャンネルで情報提供を呼び掛けた。「近く、(ウクライナの)ドンバスでの特別軍事作戦に参加した我々の同胞が休暇で択捉島に戻る予定だ。彼は大晦日に、前線で受け取った手紙の作者に...
北方四島の話題

国後島・古釜布の住民 SNSでロシア軍の信用を傷つけ、2度目の罰金刑

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の住民がロシアのSNS「アドナクラースニキ(OK.ru)」で、ロシア軍の信用を傷つける投稿をしたとして3万3,000ルーブルの罰金を課せられた。南クリル地方裁判所によると、この住民は昨年9月21日、11月11...
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「国後島へ旅するなら、十分な時間的余裕が必要だ」サハリン—国後島便欠航4日目

このところ国後島には飛行機もヘリコプターも飛んでいない。サハリンから国後島への定期便は4日間も欠航。ビジネス客や観光客は、いつ飛ぶか分からない飛行機を待っている。休暇を数日間延長しなければならない人もいる。所持金は日に日に減っていく。国後島...
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択捉島沖 釣りをしていた観光客がシャチの家族と遭遇

6月14日、択捉島の沖合で釣りを楽しんでいた観光客がシャチの家族に遭遇した。シャチはボートに近寄ってきて、体をこすりつけたり、船底の下を潜ったり…観光客は息を止め、美しくも危険なハクジラ類を怖がらせないよう努めた。「これほど近くでシャチの家...
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択捉島・紗那 ウクライナ軍事作戦で戦死した写真家の展示会開催

「ロシアの日」の6月12日に合わせて、択捉島クリリスク(紗那)にある郷土博物館で、ウクライナでの特別軍事作戦で亡くなったロシア軍将校アレクセイ・ホデュコフ大尉を悼む写真展が開幕した。開会式には、ロコトフ市長や州政府の幹部らとともに、故人の妻...
ビザなし渡航

北方領土へのビザなし渡航再開は優先課題 日本の外務大臣

「北方領土(ロシア領クリル諸島の南部を日本ではこう呼ぶ—タス通信)への渡航再開は、現在および将来の日露関係における優先課題の一つだ」—13日、日本の林外務大臣は記者会見でこう語り、引き続きロシアに対し、交流の再開を求めていくと強調した。林外...
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国後島・色丹島 卒業と進学を目指して11年生63人、9年生116人が統一国家試験

6月はロシアで夏休みの始まる月だが、中等学校9年生(日本の中学3年に相当)と11年生(高校3年に相当)は例外で、卒業と進学のための入試で忙しい。南クリル地区の国後島と色丹島では、11年生63人が卒業試験と大学入試を兼ねた統一国家試験(EGE...
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クリル諸島南部(北方四島)で地震が相次いで発生

6月11日、南クリル諸島(北方四島)では、2度の地震を観測した。最初の地震は午後1時58分(現地時間、以下同様)、ウルップ島沖で発生した。マグニチュードは5.2、震源の深さは約10km。同日午後8時54分、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の...
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国後でサケ増殖復活 ソ連占領下で途絶 採卵・ふ化・放流のサイクル軌道に

ロシアが実効支配する北方領土・国後島で、サケの増殖事業が復活している。国後島では日本統治時代に盛んに取り組まれ、旧ソ連の占領後に途絶えたとされるが、ロシアの地元水産会社が5年前に約70年ぶりに稚魚を放流。回帰した成魚から採卵・ふ化させ、今年...
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択捉島 クリル地区5島の刺繍地図を制作「ロシアの刺繍地図」プロジェクトに参加 

択捉島の住民が「ロシアの刺繍地図:サハリンとクリル諸島(※北方四島を含む千島列島)」の取り組みに参加し、クリル地区(択捉島、ウルップ島、チリポイ島、ブロウトナ島、シムシル島を管轄)の刺繍地図の制作を進めている。刺繍されたクリル諸島の地図はサ...