北方四島の話題

北方四島の話題

国後島と色丹島で全島一斉清掃 数十トンのゴミを収集

国後島と色丹島で全市一斉清掃が行われた。今年は、色丹島の水産加工場「オストロブノイ」と「クリリスキー・ルイバク」、国後島の南クリル・リボコンビナートの従業員や両島の住宅共同サービス部門の職員、5つの中等学校の教師と生徒、7 つの幼稚園の職員...
北方四島の話題

国後島 サケの孵化・養殖事業のプロセスがスタート 1950年代以降で初めて

5月22日、国後島の南クリル・リボコンビナートの孵化場で、シロザケの稚魚がラグンノエ湖(ニキショロ湖)に放流された。1950年代以降、国後島では魚の養殖は行われてこなかった。数年前、同社は現在の危機的な状況を変えるため、ラグンノエ地域に魚の...
ビザなし渡航

国後島・古釜布 日本が供与したはしけ「希望丸」北海道での修理を終えて帰港

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の市営単一企業MUP「南クリル・ドーケル」は16日、自社が所有する自航式はしけ「ナジェージュダ(希望丸)」が修理を終えて、国後島ユジノクリリスク(古釜布)に戻ったと発表した。(南クリル地区のゴミ...
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国後島・ニキショロ湖 シロザケの稚魚700万匹を放流

国後島の南クリル・リボコンビナートの孵化場で22日、シロザケの稚魚700万匹がラグノエ湖(ニキショロ湖)に放流された。同工場のドミトリー・パストゥホフ主任は「稚魚を外海に放流するプロセスは単純ではない。孵化した稚魚を放流できるまでには 2 ...
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色丹島 ストリートビューで見る今の斜古丹の町並み

2023年4月に撮影された色丹島・斜古丹の町並みをグーグル・マップのストリートビューで360度見ることが出来る。ビザなし渡航は新型コロナ感染拡大の影響で2019年10月を最後に中止され、その後、2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻...
北方四島の話題

択捉島にラスト・ベルが響いた 中等学校で卒業式

択捉島クリリスク(紗那)にあるクリル中等学校で卒業を告げるラスト・ベルが鳴り響いた。11年生26 人(日本の高校生3年生にあたる)と9 年生(日本の中学3年生) 61 人が卒業証書を授与された。9年生のうち、大学進学を目指す10年生に進む生...
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北方四島沖などでニシンの豊漁を予測 全ロシア海洋漁業研究所

全ロシア海洋漁業研究所(VNIRO=ヴニロ)サハリン支部は今年、サハリンとクリル諸島南部の海域(北方四島周辺)でニシンの豊漁を予測している。太平洋ニシンは、長い間、サハリンとクリル諸島南部海域で漁が行われてきたが、2010年代半ば以降、資源...
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国後島・古釜布 郷土博物館でナイト・ミュージアム開催

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の郷土博物館で20日夜、毎年恒例のナイト・ミュージアムが開かれた。今年は、国立自然保護区「小クリル」の創設40周年を祝い、博物館とクリル自然保護区の職員が協力してプログラムを準備した。美術のマスタークラスでは...
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クリル諸島発展プログラムによる四島開発の成果を強調 サハリン知事

サハリン州のリマレンコ知事は、ロシア極東・北極圏発展省の会議に出席し、2022年の成果と2023年の課題について話し合った。冒頭、極東連邦管区大統領全権代表のトルトネフ副首相は「2022年3月以来、ロシアは前例のない制裁圧力に直面している。...
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天然記念物「色丹島のキハダの森」樹齢800年以上のイチイも生育

創設40周年を迎えた国立自然保護区「小クリル」に含まれる色丹島には、天然記念物「色丹島のキハダ(オウバク)の森」がある。マロクリルスカヤ湾(斜古丹湾)の南東部、マロクリリスコエ村(斜古丹)近くの斜面のふもと、名もない2 つの小川の間にある。...