北方四島の話題

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色丹島・マスバ ズビョズドナヤ湾に残るソ連時代の砲台

ソ連時代--仮想敵の上陸に適していた色丹島の各湾には、砲台が設けられていた。基礎部分はコンクリート製のトーチカで、取り付けられていたのは戦車の砲塔だった。近くに兵舎の建物と食料倉庫の遺構が見える。1994 年の地震により軍のすべての建物は破...
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<四島ウオッチ>ツアー続々 航空券売り切れも

国後島・泊山のカルデラを訪問した観光客=2023年9月(国立クリール自然保護区サイトより) ロシアが実効支配する北方領土で、今年も夏の最盛期に向けた観光ツアーが続々と登場している。 各社ツアーの定番は北方四島の雄大な自然体験。択捉島は単冠湾...
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択捉島のトレジャーハンターが爆発物不法所持で起訴 火薬カートリッジを見つけ所持

択捉島を管轄するクリル地区警察は同島在住の55歳の男を爆発物の不法所持で起訴した。男は金属探知機を使って日本の時代の遺物を探すことに興味を持っており、宝探しの過程で外国製の火薬カートリッジを25箱発見した。検査の結果、爆発に適した無煙火薬が...
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国後島 シマフクロウのヒナをモスクワの希少動物繁殖センターに移送

国後島で生まれたシマフクロウのヒナがクリル自然保護区からモスクワ動物園の希少動物繁殖センターに移送される。モスクワ動物園のパベル・ロシュコフ副園長が明らかにした。ロシュコフ副園長は、モスクワから100km離れたモスクワ動物園の一部門である希...
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航空券が買えないサハリン–択捉島便 週3便420席を追加販売

サハリン—択捉島便の航空券が不足したため、サハリン州運輸・道路事業省は航空会社との交渉を余儀なくされた。5月には、択捉島便は週11便から週14便になる予定で、おそらく6月には120席が追加されるだろう。4月末に販売された5月分のチケット5,...
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択捉島・紗那 旧税務署跡にファミリー・カフェがオープン

択捉島クリリスク(紗那)の商店街の裏オホーツカヤ通りにファミリーカフェ「キャラメル」がオープンした。アットホームな雰囲気の中で美味しい料理が食べられ、リラックスできるお店として評判になっている。長年放置されてきた旧税務署の建物を改築した。店...
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千島列島沿いの太平洋で放射能濃度を調査 サハリン国立総合大学

サハリン国立総合大学の科学者らが6月4日から7月10日まで、クリル諸島(北方四島を含む千島列島)沿いの太平洋で、福島第一原子力発電所から海洋放出されている処理水の影響を調査する。遠征隊は海洋調査船「アカデミック・オパーリン号」に乗船し、ウラ...
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国後島の絶滅危惧種「シマフクロウ」がモスクワ動物園へ

国後島に生息する希少種シマフクロウがモスクワ動物園に送られることになった。テレグラムチャンネル「Shikotan Telegraph」によると「シマフクロウは北海道と国後島の小さなエリアに生息し、その総数は200羽を超えない」という。また、...
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国後島、色丹島を管轄する南クリル地方検察官にコズロフ氏を任命

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地方検察官にデニス・ユリエビッチ・コズロフ司法参事官が任命された。コズロフ氏は1978 年生まれ。2007 年にロストフ国立経済大学を卒業し、2007年2月からロストフ州の地方検察庁でキャリアをスタ...
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択捉島・別飛 原付スクーターに乗っていた13歳の子供が転倒し負傷

11日16時35分ころ、択捉島レイドヴォ村(別飛)のゴロヴニン通りで原付バイクを運転していた13歳の子供が横転し、けがを負う事故があった。サハリン州交通監督局によると、子供はヤマハの原付スクーター「ジョグ」に乗っていたが、制御を失った。(a...