北方四島の話題

北方四島の話題

国後島・ニキシロ ロシア軍駐屯地で国際愛国キャンペーン「勝利のディクテーション」実施

5月9日の対独戦勝記念日を前にした4月26日、ロシア国民と外国人にロシアの軍事史とその英雄的な歴史を学んでもらうことを目的とした国際愛国キャンペーン「勝利のディクテーション」が国内と世界数十か国で開催された。1941 年から 1945 年の...
北方四島の話題

択捉島・紗那墓地の門前にロシア正教会の十字架

「春、労働、5月」のスローガンのもと、4月27日に択捉島で全市一斉清掃活動が行われた。地区行政府のスタッフが市全体の清掃活動に参加した。(エトロフ・ニュース2024/4/27) ※写真を見ると、択捉島・紗那墓地の門前に、以前はなかったロシア...
北方四島の話題

色丹島・斜古丹 ユニットハウスで火災

4月28日未明、色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹)で平屋建ての非住宅用ユニットハウスから出火し、48㎡を焼いた。火災の通報は同日午前2時46分、南クリル消防署指令室に入った。消防車2台と消防士9人が出動し、同4時25分に鎮火した。死傷者はい...
北方四島の話題

国後島・色丹島 春の花が咲き競う

国後島と色丹島の季節学的な「春」は3月28日に訪れた。4月に入ると、空き地や木々の間にはサクラソウが咲き誇り、ストルボフスカヤ・エコトレイルではフキも開花。ミズバショウ、カタオカソウ、スズラン、エゾエンゴサク…春一番の花々が競うように一斉に...
北方四島の話題

4月30日は消防の日 国後島・色丹島に3消防隊64人の消防士

375年前の4月30日--モスクワで消防署が設立された。国後島と色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の消防署にも独自の歴史がある。1947年9月22日付のサハリン州内務省の文書(第27号)によると、ユジノクリリスク(古釜布)村を守るための...
北方四島の話題

択捉島 詐欺事件で有罪となった元副市長は、汚職を追及する検察官だった

詐欺罪で懲役2年の有罪判決を受けた択捉島の元第一副市長、オレグ・シェフツォフ被告は2016年から第一副市長に就任する2020年まで同地区の地方検察官を務め、行政の怠慢や汚職を追及していた。判決によると、2021年年7月、裁判所の決定により行...
北方四島の話題

四島ウオッチ 国後島・古釜布 解放を強調「勝利公園」

北方領土を実効支配するロシアが、国後島の中心地、古釜布(ユジノクリーリスク)郊外で「勝利公園」の整備を進めている。街の中心部には第2次世界大戦の戦死者を追悼する勝利広場が既にあるが、勝利公園は日本軍からの島の「解放」をより強調する場になって...
北方四島の話題

国後島出身の軍人が「兵役逃れ」の罪で懲役6年の厳罰に

国後島から動員された軍人が許可なくユジノサハリンスク(サハリン)の部隊を離れたとして、軍事裁判所から懲役6年の厳罰を受けた。軍人は「脱走」した後、ユジノサハリンスクに滞在したが、その後居住地である国後島ユジノクリリスク(古釜布)に戻っていた...
北方四島の話題

択捉島の元副市長 詐欺罪で懲役2年の判決 サハリン控訴審

サハリン州地方裁判所は、詐欺罪に問われた択捉島を管轄するクリル地区の元第1副市長オレグ・シュ・シュ・ジョン被告の控訴審で 日、懲役2年とした原判決を支持す判決を下した。被告は公職を利用した詐欺罪で告発され、昨年12月18日のクリル地方裁判所...
北方四島の話題

北方領土周辺に福島第一原発「処理水」到達の可能性 サンクト大学などが調査

タス通信は22日、福島第一原子力発電所から海洋に放出されている処理水により、クリル諸島(※千島列島)海域で「放射能汚染リスク」が高まる可能性があるという、サンクトペテルブルク国立大学などによる調査結果を報じた。研究者らが指摘したように、福島...