北方四島の話題

北方四島の話題

択捉島 2023年の飲酒運転の検挙件数 前年の2倍に

択捉島における昨年2023年の飲酒運転者の数は異常だった。2022年と比較して、交通警察官に拘束された飲酒運転者の数は2倍以上に増加した。そして新年の最初の週は、飲酒運転の伝統が消えていないことを示した。すでに2人が逮捕されている。詳細は次...
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国後島・色丹島 老朽・危険住宅からの住み替え 2025年12月に完了

昨年12月27日、国後島と色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区のゴミレフスキー市長が国後島住民との懇談会を開催し、2019年から2023年までの行政の取り組みを報告した。地区中央病院のムキナ院長が共同報告者を務めた。市長の報告は以下の通り...
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歴史・愛国教育の強化 2024年ロシアの子供たちにとって最も重要な変化

今年9月から、ロシアの学校では歴史と愛国教育が強化される。中学生(5年生から9年生)は国の領土構成の最新の変化と特別軍事作戦(※ウクライナ侵攻)の進捗状況を反映した新しい統一歴史教科書を使って学習する。現代の英雄のポートレート、現在の地図、...
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国後島 東沸から望む羅臼山

セルノボドスキー地峡(東沸湖の近く)から望む国後島メンデレーエフ火山(羅臼山882m)。テレグラムチャンネル「南クリル諸島の観光」(2024年1月5日の投稿から、撮影者はオクサナ・ペルシナさん)
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択捉島住民は小包が届くのを辛抱強く待つしかない

「追跡サービスによれば、荷物はすでに択捉島に入っているはずなのに、まだサハリンで仕分けされている」--テレグラムチャンネル「クリル」の公開チャットで択捉島住民が小包の配達や発送の遅れについて不満を表している。チャット参加者の多くは最も早く配...
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択捉島 凍ったローズヒップを食べる哲学者グロスビーク

択捉島在住のイーゴリ・コルバンさんが島ではめったに見られない「グロスビーク(シメ)」の撮影に成功した。以前、ゴルノイ村で目撃されていたが、クリリスク(紗那)では初めて写真に撮られた。この鳥の最大サイズは20cm以下だが、翼を広げると30〜3...
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国後島で新種の蝶を発見 ロシア連邦北極圏包括研究センター

ロシア科学アカデミーウラル支部N.P.ラビョロフ科学アカデミー記念ロシア連邦北極圏包括研究センター(FECIAR)の研究者が国後島で新種の蝶5種を発見した。クロホウジャク(Macroglossum saga)とホシホウジャク(Macrogl...
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択捉島・有萌の海岸 死んだイワシが大量に打ち上げられる

択捉島ルイバキ(有萌)の海岸に大量の死んだイワシが打ち上げられた。住民は海岸に散乱する数千の死骸を撮影した。この現象は択捉島では定期的に発生している。昨年もほぼ同時期にイワシが大量に打ち上げられている。一方、12月初旬、同様の現象が北海道で...
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色丹島・穴澗 係留中の漁船で火災 電気配線ショート、24㎡焼失

12月29日正午ころ、色丹島クラボザボツコエ(穴澗)の桟橋に係留されていた漁船オルホヴァトカ号で火災が発生した。船尾の居住エリアから出火し、24㎡が燃えた。消防士9人と近くにいたタンカーが消火活動にあたり、午後1時35分に鎮火した。原因は電...
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国後島で20年ぶりにシリアカヒヨドリを観察

日本や韓国、台湾、フィリピンに生息するシリアカヒヨドリ(red-eared bulbul)が国後島で20年ぶりに観察された。10月から12月にかけて、ユジノクリリスク(古釜布)中心部での2件を含む9件のヒヨドリの目撃情報が記録された。国後島...