北方四島の話題

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ロシア艦艇、中国との太平洋巡視活動から帰還 北方領土周辺も通過

ロシア海軍の艦艇が中国海軍との3週間以上にわたる太平洋の合同巡視活動を終えて帰還した。インタファクス通信が27日、ロシア太平洋艦隊の報道部門による情報として報じた。それによると、同艦隊と中国海軍の艦艇は日本海、オホーツク海、ベーリング海、太...
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国後島・古釜布 老朽住宅から住み替えプログラムで新築アパート完成 入居者に引渡し

国後島ユジノクリリスク(古釜布)で、3階建てのアパートが完成し、入居者に鍵が手渡された。連邦政府が進めている老朽化した住宅からの住み替えプログラムの一環で、メテオスタンシヤ通りに建てられた。各戸には電気ストーブ、給湯器などの設備が備え付けと...
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9月3日「対日戦勝記念日」を祝う式典開催 国後島と色丹島

国後島と色丹島で9月3日の軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦終結の日を祝う式典が開催される。ユジノクリリスク(古釜布)では午前11時から解放戦士の記念碑前(※旧日本人街、ソ連軍が上陸した海岸)で記念式典が催され、午後4時から愛国アトラ...
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人口250人の国後島南部 人口流出が続く泊・ドゥボボエ地区 新しい学校が9月1日開校

国後島南部のゴロブニノ(泊)とドゥボボエには約250人(それぞれ125人)が住んでいる。都市を形成する企業がないため、人口は徐々に流出しており、若者は地区の中心部(ユジノクリリスク=古釜布)やサハリン本島で学び、働くために出ていく。国後島南...
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「シグナリヌイ灯台(貝殻島灯台)が再び日本人を興奮させた」

南クリル諸島(北方四島)のシグナリヌイ島(貝殻島)に立つ灯台が再び日本人を興奮させた。 8月24日、北海道の納沙布岬にいた日本人は、シグナリヌイ島(ロシア連邦領内)の灯台が何者かによって白く塗られていることに気づいた。以前はグレーだった。塗...
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歯舞群島への作戦行動のすべては戦争が終わった後に行われた 

色丹島の上陸作戦に参加したソ連の海軍中尉で詩人のイーゴリ・スミルノフの「海軍のクリル諸島(千島列島)南部への上陸」より--。「南クリル諸島(北方四島)へのソ連軍上陸の複雑な叙事詩は、歯舞群島と呼ばれる小クリル列島の小さな島々への上陸によって...
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択捉島占領 ソ連兵343人が1万人以上の日本兵を武装解除「兵員が足りない」と報告

「サハリンの歴史」から--。1945 年 8 月 29 日(※択捉島侵攻の翌日)、択捉島では揚陸指揮官ブルンシティン海軍中佐の上陸部隊が日本兵を武装解除し、降伏を受け入れ続けた。敵兵は抵抗しなかったが、赤軍兵士は「降伏した日本兵全員を受け入...
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北方領土 貝殻島灯台が点灯 9年ぶり、露正教十字架設置か

ロシアが実効支配する北方領土・歯舞群島の貝殻島灯台に新たにロシア正教の十字架らしきものが設置され、ロシア国旗が再び掲げられたことが、26日に根室市のアルバイト、成田友美さん(33)が撮影した写真で判明した。日没後には根室海上保安部の巡視船が...
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択捉島・天寧飛行場を抑えに向かったソ連軍の水陸両用機 誤ってウルップ島沖に着水

1945 年 8 月 28 日、ソ連赤軍はクリル諸島(千島列島)の占領を続けた。ウルップ島でソ連赤軍は数日間日本軍の大規模な守備隊を見つけることができなかった。択捉島では、空挺部隊が天寧飛行場(ペトレル)に着陸することが出来なかった。ウルッ...
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8月28日ソ連軍、択捉島侵攻「即時降伏しなければ主力部隊が来るぞ」と威嚇

8月28日--。ソ連軍が北方領土・択捉島に侵攻してから78年となる。ロシアの歴史家ボリス・スラヴィンスキーの著書「千島占領1945年夏」では、択捉島には日本軍の第89歩兵師団の将兵1万3,500人いたが、上陸地点に日本軍の軍使が到着し、降伏...