北方四島の話題

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観光客による「踏みつけ」で環境悪化 国後島のエコトレイル、泊山のカルデラ、色丹島の世界の果て岬で深刻

クリル自然保護区はモスクワの農業大学の学生とともに、国後島と色丹島の主要な観光ルートに対する人間の影響を研究し、評価する調査を実施した。この結果、国後島の同保護区内にあるエコトレイル「ストルボフスカヤ」とゴロヴニン火山(泊山)のカルデラ、色...
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貝殻島灯台にロシア国旗 「誰が、何のために」 根室に驚きと不安広がる

【根室】ロシアが実効支配する歯舞群島・貝殻島に立つ灯台に、7月下旬からロシアの国旗が掲げられたことがわかり、地域の住民には「誰がなぜ、こんなことをしたのか」と驚きや戸惑いが広がっている。北方領土海域で漁をする漁業者や北方四島とのビザなし交流...
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国後島・羅臼山 登山ルートで観光客1人が死亡

8月4日、国後島のメンデレーエフ火山(羅臼山=882m)へ向かう登山ルートの出発地点で観光客1人が死亡した。サハリン州観光省がテレグラムチャンネルで報じた。女性は途中で体調が悪くなって座り込み、倒れてしまったという。女性は心臓疾患を患ってい...
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四島ウォッチ「軍と教育 強まる結び付き」

7月下旬、北方領土・択捉島の中心地、紗那(クリ―リスク)の公立学校に、ロシアのウクライナ侵攻に従軍し、「英雄」の勲章を授与されたロシア兵の名が初めて付けられた。地元紙「赤い灯台」によると、この兵士は昨秋に死亡するまで特殊部隊の中隊長として首...
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日本人もびっくり 正体不明の人物がシグナリヌイ島(貝殻島)の灯台にロシア国旗を立てた

南クリル諸島(※北方四島)にあるシグナリヌイ島(貝殻島)が日本人の注目を集めた。SNSのShikotanNewsによると、先日、北海道ノッサプ岬を訪れた人が、シグナリヌイ島の灯台の頂上にロシアのトリコロール(三色旗)が翻っていることに気づい...
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サハリン—国後島線を増便、週11便体制に 夏休みの需要増に対応

夏休みの旅客輸送量の増加に伴い、オーロラ航空はユジノサハリンスク—国後島ユジノクリリスク(古釜布)線を増便する。期間は8月11日から8月27日までの毎週金曜日と日曜日。この増便により同路線は週11便になる。料金は片道6,900ルーブルで、機...
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色丹島 住民が市長と面談 放し飼いの牛対策など求める

南クリル地区のゴミレフスキー市長がサハリン州議会の議員らと色丹島を訪問し、クラボザボツコエ村(穴澗)とマロクリリスコエ村(斜古丹)の住民から要望を受けた。住民からは老朽化して危険な住宅からの移住や住宅の品質管理、町中で放し飼いされている牛対...
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国後島・ニキシロ 東部軍管区創設105周年で式典

赤旗極東軍管区創設105周年を迎えた7月31日、国後島ラグンノエ(ニキシロ)の駐屯地では、南クリル地区のゴミレフスキー市長が軍人の健康と軍務での成功を祈り、功労者に感謝状を贈呈した。市長は「極東の軍管区の兵士たちは内戦で勇敢に戦い、大祖国戦...
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択捉島 クマは集団で市街地に来るようになった

択捉島では連日のように市街地にクマが出没している。地元紙「赤い灯台」によると、昨夜(30日)、クマたちはスポルティヴナヤ通りで餌を漁った。映像はあまり良くないが、ゴミの容器をひっくり返した2頭のクマがヘッドライトの中で夕食をとっているのが分...
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新しい歴史教科書に「千島列島を解放した占守島の戦い」記述 愛国教育進めるロシア教育相らが記念碑に献花

ロシアの中等学校10年生向けの新しい歴史教科書で、クリル諸島(千島列島)を解放したシムシュ島(占守島)の戦いが特別に取り上げられることになり、セルゲイ・クラフツォフ教育大臣とカムチャツカ地方のウラジミール・ソロドフ知事がクリル諸島(千島列島...