北方領土ノート

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北方領土 カウントされない310人の「新元島民」

北方領土の元島民の人数が11月末現在で4998人(速報値)となり、5千人を下回ったことが千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)のまとめで分かった。1945年(昭和20年)8月の終戦直後に住んでいた1万7291人の29%となった。(中略)平均年齢も9月末時点で89.0歳に達している
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北方領土返還「運動の火消さず」 根室・納沙布岬で連合が集会

【根室】北方領土返還と日ロ平和条約締結を求める連合主催の「2024平和ノサップ集会」が8日、根室市納沙布岬の望郷の岬公園で開かれた。全国の労働組合員ら728人が参加し、返還運動の継続を呼び掛けた。(北海道新聞デジタル2024/9/9) 連合...
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不動産登記の義務化、北方領土は「申請義務違反ならず」法務省見解

改正不動産登記法で今年4月から土地や建物の登記が義務化されながら、北方領土については、法務省が「申請しなくても義務違反にはならない」との見解をまとめたことがわかった。北方領土では土地・建物の登記事務がなされず、元島民は子孫に不動産を引き継げ...
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洋上で北方領土学ぶ催し 根室港から「えとぴりか」でクルーズ

小中学生などが北方領土を洋上から見て歴史などを学ぶ催しが8日、開かれました。この催しは北方領土の近くの自治体などでつくる協議会が初めて開催し根室市などから小学生から高校生、およそ30人が参加して北方四島との交流などに使う専用船の「えとぴりか...
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11年ぶりの墓参再開、水面下の攻防1カ月 1986年の外交文書判明 日本「ソ連案受け入れがたい」

ロシアのウクライナ侵攻が続く中、北方領土の日本人元島民が早期の再開を切望する墓参。再開の見通しはたたないが、旧ソ連時代には10年間の中断を経て、1986年に再開した歴史を持つ。北海道新聞が外務省に情報公開請求した極秘文書からは、その再開に向...
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北方領土問題に理解を 根室に全国の大学生招きゼミ

全国の大学生を北海道の根室に招き、北方領土問題の理解を深めてもらう北方領土問題対策協会(本部・東京、略称・北対協)主催の北方領土ゼミナールが4日、根室市内で始まった。北対協が返還運動後継者の育成を目的に実施しているもので、参加者は北海道から...
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北方領土返還に願い 函館市電「返還号」無料運行 署名活動も

8月の「北方領土返還要求運動強調月間」に合わせ、函館市などが23日、無料の市電「北方領土返還号」を運行し、車内で署名活動などを展開した。市と千島歯舞諸島居住者連盟函館支部、渡島総合振興局の主催で、湯の川-函館どつく前間を1往復した。車内では...
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<択捉は今 旧ソ連四島侵攻79年>㊦ 観光活況、「自立」する島

7月に開業した択捉島の高級ホテル「ヤンキト」の新棟。宿泊施設が少ない島で、大陸からの高所得層に人気だ=25日■「どの国からも歓迎」 「外国人はきょう米国人、イタリア人、中国人4人が宿泊予定よ」 8月下旬、オホーツク海を望む北方領土・択捉島中...
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<択捉は今 旧ソ連四島侵攻79年>㊤ 途絶えた交流、消えゆく「日本」

旧ソ連の北方四島侵攻開始から79年が過ぎた。四島最大の島・択捉の今を伝える。(北海道新聞2024/8/29)■旧国民学校、火災で全焼 8月下旬、北方領土・択捉島中心部を流れる紗那川の河口近く。住宅街を歩くと、1メートル近い雑草が生い茂る一角...
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北方領土・貝殻島コンブ漁再開 灯台「修理後」初

【根室】ロシアが実効支配する北方領土・歯舞群島貝殻島周辺で日本漁船が行うコンブ漁が4日、操業を再開した。ロシア側は貝殻島灯台の灯光修理を理由に操業を7月15日から停止すると日本側に伝え、修理が終わったため8月21日から再開できる状態だったが...